特殊な専用の成型用モルタル材を使用してほとんどの部分を手作業で作り込んでいきます。
作りたい素材やイメージが分かるものが有れば実際の壁などに再現してきます。
特徴:下地となる素材は全て一つの材料で作り出しますので、材料を選ぶ必要がありません。
形状が出来れば、後は削り込みや塗料で素材の違いを演出します。
石材、木材、金属などを見事に表現します。
※今回はとある催事にて展示いたしました〈真実の口〉の作成風景です。
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モルタル用の下地ボードにレイアウトを決めて、大まかな配置を決めます。
メインの顔部分の土台をつくり、特に厚みが必要な部分は断熱材を使います。 -
セメントでベースをつくり専用モルタル材で少しづつ肉付けしていきます。
この段階で素材の違いを少しづつ出していきます。 -
削り込みや調整が終わったら、着色作業に移ります。
写真などを見ながら質感を徐々に合わせていき、何度も塗り重ね陰影を出していきます。 -
実際の物を復元するのではなく、オリジナルに作り出すという感覚で行っています。
樹脂系の模擬制作物とは重量感が違います。
インパクトのあるスペースを作り出すオリジナルアイテムです。