特徴
暮らしを包み、やさしく見守る「土佐しっくい白亜」の仕上げは、住まい手とともに年を重ね、古くなるほどに味わいが深まる本物のしっくい壁です。
原料となる石灰は四国高知県産の石灰です。
漆喰の性能は土佐漆喰も西洋漆喰も同様で、空気中の二酸化炭素と反応し自ら固まり長い年月をかけて元の硬い石灰石に戻っていきます。
土佐漆喰の特徴は麻すさ、海藻糊が入っていることと、西洋漆喰とは違い、骨材がよりきめ細かいため押さえた時の質感がしっとりとした日本古来の漆喰壁に仕上がります。伝統建築物に多く使われていることでもその性能は実証されております。
漆喰の主な原料である石灰石は、貝殻やサンゴなどの動物の化石が堆積してできたものです。
その中は超多孔質構造になっていて、高い調湿機能をもっています。この石灰岩から生成される消石灰に植物繊維や川砂などを混ぜ練り上げたものが漆喰です。
消石灰は空気中の二酸化炭素と反応して固まる性質があり、固まった後は石灰岩と同じ組成に変化するのです。
この自然の凝個作用により、接着剤を必要としない自然素材だけの施工が可能となっているのです。
成分
消石灰、大理石粉、麻すさ、海藻のり、植物性のり
こんな方におすすめ
昔ながらの漆喰壁をご希望の方
白さにこだわる方、ディティールをはっきり出したい方
アレルギー体質や過敏症の方等・・・
推奨パターン
ご採用にあたってのご注意
パターンは特定の材料で作成しておりますので、実際に選定した材料でのパターンは素材によって表情が変わります。
ご採用の際は、実施材料でのサンプルにてご確認ください。
施工に伴う下地に関して
レノデコと同様に、クラック防止のため、当社のお勧めするドライウォール工法での下地づくりがお勧めです。
但し、レノデコと異なり土佐漆喰はクロスの上に直には施工できません。
レノデコの紹介ページはこちら >>> 西洋(フランス)漆喰/レノデコ
認定番号
日本漆喰協会 化学物質放散自主認定制制度合格品(認定番号1201)